VCCIノイズ測定
2003年9月9日いつもお世話になっております東京都北区西ヶ原の産業技術研究所にて、VCCIの雑音電波測定を行いました。
 |
 |
| 電波暗室の扉 | 測定室にあるVCCI ノイズ測定装置 |
 |
 |
| 放射ノイズ測定のため検査台に設置中。 テーブルが回転するため仮固定を行います。 |
電波暗室内。奥のアンテナはログペリオディックとバイコニカルアンテナ（自動回転・昇降）。手前の台は被測定装置を載せる回転テーブル。 |
 |
 |
| ラインノイズ測定台 | 電波暗室内モニタカメラによる測定中風景 |
以下は実際の測定結果を公表します。
 |
| 環境ノイズレベル |
環境ノイズレベルは電波暗室内部で自然に観測されるバックグランドノイズです。
測定ではこの環境でUCM0822Aおよびすべてのポートに周辺装置を接続して行いました。
中心付近の赤い線がVCCI ClassBの境界線で、Class Bでは測定範囲のすべての範囲中で
この基準レベル以下の場合としなければなりません。
 |
 |
| 放射ノイズ特性 | 放射ノイズ特性 QP検波値 |
放射ノイズはUCM0822Aから空間に放出されるノイズを計測します。
スペクトルアナライザで検出した後、レベルの高い部分をスポット的にQP検波により
より詳細にチェックを行います。
 |
 |
| ラインノイズ特性 | ラインノイズ特性 QP検波値 |
ラインノイズはACラインケーブルから外部に出るノイズを計測します。
結果、VCCI クラスBレベルの規定値以下であることが確認できました。
なお、弊社はVCCIメンバではありませんので、製品にVCCIマークの表記は行いません。
参考
Last update : 2011/09/09
