コードレス対応 バーコードスキャナ CMX500W3 使用方法

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  • USB接続で一般的なバーコードスキャナとして

  • ケーブルを外すとコードレスバーコードスキャナ として

  • Bluetoothによる無線通信ができる場合、無線通信対応バーコードスキャナに

  • 無線通信できない場合は、スキャナ内部メモリに蓄積するメモリバーコードスキャナに

  • iPadやiPhoneの入力用 コードレスバーコードスキャナとして

 
CMX500の製品紹介はこちらです。

 

PCとUSB接続する使用例 - 一般的なバーコードスキャナとしての使用方法


1.本製品を付属USBケーブルにてPCのUSBコネクタに接続します。

  この場合、一般的なUSBキーボードとしてPCに認識されます。[HID(Human Interface Device)形式でのUSB接続となります。]
    USB HID接続では、読み込んだバーコード のデータはキーボードの英数字をキー入力したように入力されます。

※バーコードを入力する場合、半角英数字のみ使用しますので、入力変換ソフト(IME等)の入力モードを半角英数に設定しておいてください。

2.入力を確かめる例として、メモ帳やワードパット、Excelなど文字を入力できるソフトを起動し、キーボードから文字入力できる状態にします。

3.お菓子や書籍などお手近のバーコードに向け、バーコードをスキャンします。

読み込みができるバーコードとスキャナの距離関係(正しく焦点が取れる距離)がございます。
初めてバーコードスキャナをお使いになる場合、スキャンボタンを押した状態で、バーコードに対して垂直にゆっくりと近づけたり遠ざけたりして、読み取りやすい距離を探ってください。

4.バーコードが正しく読み込めた場合、ビープ音と中央緑LEDが一瞬点灯し、読み込んだバーコードの数字(データ)が画面に表示されます。

表示される内容は、バーコードの中のデータです。バーコードの種類により表示される内容が異なります。
一般的な商品のバーコードの場合、JANコードと呼ばれ13桁(もしくは8桁)の数字のみで構成されています。
JANコードは出荷時の設定で読み込めます。バーコードの種類によっては出荷時の設定で読込まないように設定されています。

5. 標準設定ではバーコードを読み込んだ後、改行する設定になっています。

Excelなどの場合、バーコードを読み込んだ後の終了コードとして、TAB(タブ)を出力するように設定すると、バーコード入力後右のセルに移動することもできます。
インターネットブラウザなどでご使用される場合、TABを終了コードとすることで、バーコード入力後次の入力セルに移動することができます。

 

コードレスでのバーコードの収集 例[メモリモード] - 内蔵バッテリで動作し、バーコードを内蔵メモリに取集します


1.USBケーブルを外すと、コードレス メモリモードスキャナとしてご使用いただけます。

2.電源スイッチはございません。スキャンボタンを押すと自動的に電源が入り、読み込み後自動的に電源が切れます。

3.中央の大きなスキャンボタンを押すと、読み取り口の赤いLEDが点灯し、また中央LEDが緑色点滅し、読み込みモードに入ったことを示します。

4.バーコードを正しく読み込むと、ビープ音が鳴り、中央LEDが橙色点灯し、スキャンに成功したことを示します。
 このモードの場合、読み込んだバーコードデータは本体内部のメモリに書き込まれ保存されます。

 

メモリモード収集バーコード のPCへ出力例 - 内蔵記録バーコードの出力方法


CMX500の内蔵メモリに蓄積した収集バーコードデータは、以下の2通りの方法でPCへ出力できます。

※出力操作を行う前に、あらかじめUSBケーブルを接続してください。

 

方法1)

赤丸で囲んだボタンを数秒間押すとビープ音が鳴り、中央のLEDが緑色点滅し、メモリに蓄積されたバーコードデータがPCにすべて出力されます。
すべての出力が終わると、緑色点滅が終わります。

方法2)

スタートガイドの [保存データの送信] 設定バーコードを読み込むことで、送信が開始されます。


メモリモードで収集され、出力されるバーコードデータについて

出力する際、最初の行にメモリモードからのデータを示す <Memory> という文字列の行が出力されます。
続いて、収集保存 されたバーコードデータが、1行に1件ずつ出力されます。
また、CMX500の設定により、収集バーコードを読み込んだ際の日時を、該当バーコードデータの前つけて出力ができます。
メモリモードのデータをすべて出力すると、最後に <End> という文字列の行が出力されます


iPad/iPhone/iPod接続時の操作 例  − iPadによる操作手順


iPadなどと接続した場合、CMX500はBluetoothキーボードと同様の入力装置となります。

1.iPadを起動し、メニュー画面表示。

2.メニュー画面で[設定](四角の囲み箇所)をタッチします。

3.下記の画面に変更され、[設定](画面左半分)から、[一般]をタッチすると、右側に[一般]のメニューが表示されます。

4.[一般]の項目から[Bluetooth]をタッチします。

5.下記の画面に変わります。

6.本製品がメモリモードの場合は、スキャン/モード変更ボタンを押し続けて左側LEDの青色点滅状態(Bluetoothモード)にしておきます。

※青色点滅は数秒経つと無灯状態(スリープ状態)に変更します。
スキャン/モード変更ボタンを軽く押せば、スリープ状態が解除され、青色点滅状態(Bluetoothモード)に戻ります。

7.消去/接続ボタンを押し続けて、中央LEDが橙色点灯して消灯後、左側LEDが速い間隔で青色点滅したら、ペアリングモードに入ります。

※一定時間が経つとビープ音が鳴って、無灯状態(スリープ状態)に変更します。
その場合は、1つ前の手順からやり直してください。

8.[Bluetooth]のオフボタンを左にスライドすると、右側の画面に変わります。

Serial Adaptor(四角囲み箇所)をタッチしてください。

 

9.本製品とiPadとのペアリング処理に入ります。iPadが本製品を探しに行きます。

10.本製品を検出すると、PINコードの入力を促すメッセージが表示されます。

11.ペアリング設定シート(本製品付属)を用意します。

上記画面で表示されたPINコードの'9' '0' '4' '3'を、 ペアリング設定シートに記載された手順に沿って、以下のように各バーコードに向けて順番に照射して読取ります。

12.ペアリング処理に成功すると、本製品は左側LEDが青色点滅から青色点灯に変わります。iPadは、Serial Adaptorの隣に「接続されました」とメッセージが切替わります。

(スキャンしたデータの出力) - iPadを用いた操作例

1.四角囲みの丸ボタンを押して、メニュー画面に戻ります。

2.メニュー画面で[メモ](四角の囲み箇所)をタッチします。

3.下記の画面が表示されます。

4.テスト用のバーコードが記載された用紙を用意し、バーコードを照射して読取を行います。

5.読取に成功すると、iPadの[メモ]にスキャンしたバーコードのコードが1件ずつ入力されます。

(メモリに保存したデータの出力)

1.iPadで[メモ]を新規に開いた状態にしておきます。

2.スタートガイド(本製品付属)を用意し、11ページを開きます。
マニュアル[3.8.2 メモリに保存したデータを出力]に掲載されている[保存データの送信]のバーコードを探します。

3.[保存データの送信]のバーコードを照射します。

4.読取に成功すると、保存したすべてのバーコード(保存日付&保存時刻&保存したコード)がiPadの[メモ]に1件ずつ入力されます。
※保存日付と保存時刻は、設定変更で非表示にできます。

 

PCとBluetooth接続 例


1.デスクトップPCなど、Bluetoothがあらかじめ搭載されていない場合は、Bluetooth専用のアダプタ(囲み部分)を ご使用ください。

写真はドングルタイプのBluetoothアダプタ。

 

Bluetooth ワンポイントメモ

ペアリングとは

Bluetooth機器どうしを互いに登録しあい、互いの機器間での通信接続を行えるようにする操作です。
Bluetooth機器同士の接続前に行います。
一度ペアリングを行ったBluetooth機器同士は、互いの機器情報が保存され、電源が切れたり通信範囲から外れてもペアリングが解除されることはありません。
電源がオンで通信可能な範囲にあるBluetooth機器同士で、ペアリングしたままの状態であれば、いつでもこの機器同士でサービス(通信)を開始することができます。
新たに別の機器とペアリングを行うと、それまでのペアリングは解除され、再度ペアリングするときには、もう一度ペアリングを行う必要があります。

パスキーとは

「PINコード」と同様の意味です。Bluetooth接続には、接続相手先を確認し接続を許可するために、認証機能があります。
パスキーは、接続したいBluetooth機能対応機器に入力する暗証番号です。
同一のパスキーを双方の機器に入力すると接続が許可されます(ペアリングが成功します)。
1度認証されると、双方の機器に「履歴」として登録されるので、次回からはパスキー入力の必要なく接続が可能です。
				
ご注意
・パスキー入力の際は、30秒以内に行う必要があります。
・日本語はパスキーに使用できません。
・機器によっては毎回パスキー入力による認証が必要な場合もあります。 
 この場合、前回と同じパスキーを設定する必要はありません。  

ペアリング処理とは

本製品とPCとがケーブルなしで通信できるようにするために、最初に「ペアリング」という操作を行います。その一般的な手順は、下記の通りになります。
 

Bluetoothご利用における注意

・本製品は、通信するPCから電源供給を受けて動作します。
 あらかじめ本製品のバッテリーを十分に充電しておいてください。
・周囲に他のBluetooth機器があるときは、それらの電源はオフにしてください。
 他のBluetooth機器が稼働していると、周囲 のBluetooth機器との接続が優先され、ペアリングできなくなる可能性があります。

 

ご購入は

CMX500の製品紹介はこちらです。

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CMX500は、CM500, CMX-500, CM-500など呼ばれる場合もあります。

本ページの記載事項は、予告無く変更されることがあります。また記載されているメーカ公表の性能参考値は工場出荷時の代表的な値または設計時の値をあらわすもので、製品個々の性能を保証するものではありません。

Last Update :2011/10/18


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