U.si:ma [仮称] 開発状況の紹介 [社内説明用]


U.si:ma (製品仮称:開発コードUtopia)はレジや厨房、工場など業務現場でのコントローラ的用途を意識したコンピュータです。
汎用OSであるWindowsが搭載可能で、パーソナルユースのコンピュータとは異なり、業務での使用を意識し設計したコンピュータです。
2003年春にサンプル、5月頃に量産試作、その後量産出荷を目標に開発を行っています。
U.si:maは湯島移転の開発1号にちなんで名づけた名前でユ・シーマと読みます。
以下の製品写真は試作途中のもので、製品版とは異なります。

あらまし

第2フェーズ試作機

2000年ころ、静音PCの原案を考えました。
自宅のリビングなどでパソコンを使用している際、FANの音がかなり気になりました。
また、サーバーなど就寝時や留守にするさい、パソコンからFANの音がしていると、電源が入りっぱなしになっているので、結構気に(心配に)なりました。
しかし、その当時はパソコンの静音は一般的ではなく、社内で話しても興味を持ってもらえませんでした。
また、この時期はパソコンのCPUクロックが急速にあがり始め、大きな熱を発生するようになっていましたので、大きなFANは必須で、時代は静音と逆行していました。

2002年の春、台湾のVIA社からEDENという小さくて低消費のCPUを用いたマザーボードが発売されました。
特殊なマザーボードでないためにWindowsとの親和性・汎用性が高く、またボード内に実用的な機能がすべて盛り込まれているので、考えていたシステムが実現できる道が開けました。

 

簡単な説明

現在開発しているケースは簡易密閉構造で、塵や埃、油煙などをコンピュータ内部に吸込まないように設計されています。

第5フェーズ試作機

従来FANで強制空冷を行ってきたパソコンとは異なり、ケースからFANをなくし、さらには通風孔もありません。内部CPUのFANもありません。(ケース内部で作動中に常時に動く/回転するものはハードディスクのみです。)
ケース全体で発熱できるように、内部構造を設計しました。
また、発熱量を最低限に落とすために、業務用途で不要な周辺機器はすべて本体にとりつけず、インストールやメンテナンス等で必要な場合には外部接続としました。
FD、CD-ROMなどの周辺機器は比較的故障率が高く、通常使用していなくともこれら周辺機器が不具合を発生しWindowsが立ち上がらなくなったりするケースがあります。
FD、CD-ROMなど、通常毎日の業務では使用しない機器は内蔵しないことで、それらの機器によるトラブルを避けられます。

 

U.Si:maがターゲットとするところ

パソコンレジ、POSのコントローラ

店舗では入口付近に設置され、人の出入りも多いために埃、砂などがおおくあります。
また、ブティックや病院など店舗によっては静音を求められる場合にも最適です。

レストラン、厨房のコントローラパソコンとして

        キッチンコンピュータの需要が増えています。
        調理による油煙、水蒸気、小麦粉などの粉体

工場、工作機械のコントローラとして

油煙や塗料、塗装薬剤、金属粉などが浮遊する環境でもコンピュータ内部に吸込みません。

有料道路、駐車場の料金所、ドライブスルーなど

車の排気ガスには微粒子が含まれています。

 

ご注意

本製品は通常のパソコンとは異なり、ケース表面により放熱を行います。
そのため、ケース周囲を壁などで取り囲み放熱効果を妨げるような狭い場所へ設置することはできません。
また、連続してCPUに重い処理を行うとケース温度が上昇する場合があります。

 

Last Update : 2011/09/09


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