Windows XP ServicePack2での問題


弊社製品をご使用いただきましてまことにありがとうございます。
2004年秋にリリースされましたマイクロソフト社のWindowsXPのServicePack2につきまして、弊社製品でも採用しておりますVIA社の一部CPUに同ServicePackを適用する場合、OSインストールに不具合が発生することが判明いたしました。
テクノベインズではマザーボードメーカーであるVIA社への確認を行ってまいりましたが、このたびマイクロソフト社のWebで対応が発表されました。
また、VIA社からも同件に対する回答および同様の対策法の回答を得ることができました。
以下は、マイクロソフトからWebにて公開された技術資料を基に作成しました。

症状

WindowsXPのServicePack2をインストール中、グラフィカル ユーザー インターフェイス(GUI)モードでのインストールが終了し、そしてコンピュータが再起動される際にハングする。(リセットによる復旧が必要)

 

該当CPU

該当CPU

コア種別

 Processor CPUID

C3 800MHz and Eden ESP 3000/4000/5000/6000

 Samuel2

 Family=6 Model=7

C3 1.0GHz

 Ezra-T

 Family=6 Model=8

上記リストからするとSamuelとNehemiahは大丈夫なようです。

C3(/Eden)系CPUのコアの進化:Samuel → Samuel2 → Ezra/Ezra-T→Nehemiah

弊社で販売していますPCへのプリンストール版であるWindows XP Home/Professional OEM版でも 現象を確認しております。

 

対応策

お客様でServicePack2への変更を行われます際は、あらかじめ下記参照にあるマイクロソフト社のWebページをごらん頂きまして、内容や手順を十分にご理解いただきましたうえで対応を行ってください。

同説明によりますと、いくつかの操作が必要で、その中でシステムレジストリへの直接操作が必要となるため、操作手順を誤るとシステムをクラッシュする可能性があります。
Windows XP ServicePack2についてはシステムに対する更新となりますので、アップデート対応等を行う場合、十分にご注意して行ってください。
また、マイクロソフトの本件のページトップに重要(Important)という文面で書かれていますように、(特に業務で使用の場合)あらかじめHDDのバックアップなどを行い、万が一アップデートに失敗した場合でも復旧できる状態にご準備された上で、アップデート作業を行われることを強く推奨いたします。

 

コメント

上記レジストリ操作でWMP.DLL(Windows Media Player Core)名前を一時的に変更し、インストール後にもとに戻しています。
推測ですが、Windows Media Playerがインストール時になんらかの問題を発生するようです。

 

参考

 



Last Update : 2011/09/09


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