小型キャッシュドロワ DWM36LN/DWM48MLN

ダイアログを表示せずに使用する方法

コマンドラインや、お客様が開発されたプログラムなどから「DWM36SLN_UTL.exe」にパラメータを付けて起動すると、ダイアログを表示せずにキャッシュドロワを制御できます。
半角文字で指定します。
使用するパラメータ以下の通りです。

●第1 引数
LAN
LAN 接続でキャッシュドロワを制御します。
COM[n]
[n]は接続する仮想COM ポートの番号。1 番の場合、COM1 となる。
●第2 引数
第1 引数がLAN の場合、IP アドレス[nnn.nnn.nnn.nnn](n は数字)を記述する。
第1 引数がCOM[n]の場合、キャッシュドロワに送るコマンドを記述する(コマンドについては「コマンドの説明」を参照)。なお、第3 引数以降は使用しない。
●第3 引数
nnnnn (n は数字)、ポート番号を5 桁の数字で記述する。
●第4 引数
キャッシュドロワに送るコマンドを記述する(コマンドについては「コマンドの説明」を参照)。

「DWM36SLN_UTL.exe」は、実行終了時に終了コードを返します。
終了コードによりドロワの開閉状態や、コマンドの種類により、成功/失敗を知ることができます。
終了コードの内容は以下の通りです。
0
ドロワオープン。$WS コマンドを送信し、ドロワが開いているときに返す。
1
ドロワクローズ。$WS コマンドを送信し、ドロワが閉じているときに返す。
2
コマンド成功。送信したコマンドが成功した場合に返す。(返さないコマンドもある)
3
コマンド失敗。送信したコマンドが失敗した場合に返す。(返さないコマンドもある)
9
エラー。上記以外で、通信やコマンドの不具合により返す。

例として、LAN 接続、IP アドレス 192.168.1.199、ポート番号 10001、送信コマンド $WS (ドロワステータス受信)の場合について、コマンドの指定方法を下図に示します。
※注意
コマンドラインから直接パラメータを記述しただけでは、終了コードは返りません。
VBスクリプトを利用し、スクリプト中から実行ファイルを呼び出すことが必要となります。

上記のパラメータ指定で実行した場合、既にドロワがオープンしていれば、以下の終了コードを返します。
終了コード:
0 (ドロワオープン)

  

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収納箱、引出などと呼ばれる場合も有ります。

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